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100カ国以上で活用された実力を、
あなたのプロジェクトに。

今、3D地図は、無線ネットワーク設計、都市計画、インフラ整備、防災だけでなく、環境モニタリングや公衆衛生など私たちの生活に関わる数多くの分野で利用され、今後一層の活用が期待されています。
AW3Dは、現在の社会のニーズを見据え、迅速・安価・均質で広域な世界最高精度の3D地図を、世界中の多くの人に使いやすい形で提供するため、幅広いラインナップに対応しています。
AW3Dはあなたのプロジェクトにおいても、成功への大きな一助になるはずです。

通信

AW3Dはこれまで、その高精度・高精細さから、通信業界における無線ネットワーク設計する際のシミュレーション用3D地図として広く活用されてきました。大容量通信を実現するために高周波数帯が用いられる5Gでは、建物・樹木等による伝搬損失や遮蔽の影響が大きくなることから、より精細な3D地図が求められます。
AW3Dは、5Gを見据えて、従来よりも詳細に構造物の形状や樹木の種類などを表現した3D地図の提供を進めています。IoT、自動運転、ドローン、VR等、幅広い5G適用分野での活用を目指しています。

主な用途

  • 基地局やアンテナなどの無線ネットワーク設計
  • 見通し解析
  • IoTにおけるデバイス間通信
  • 自動運転における車載センサー通信、車車間通信、路車間通信
  • ドローンやロボット、機械のリアルタイム情報伝達・操作、スマートコンストラクション、スマートホスピタル、スマートアグリ
  • VR、ARによるインタラクティブ体験、ウェアラブル

地図

信頼性が高く、品質が均一かつ担保できる地理空間情報は、今や私たちの暮らしに不可欠です。
偏に地図といっても多種多様で、国ごとに作成基準も異なり、従来の地図作成手法では、全世界にわたって広域で均質なデータの取得が難しいという課題があります。
AW3Dは衛星画像から作成される3D地図であるため、一度に作成できる範囲が広域且つ均質であり、1:25,000~1:2,500相当の幅広い地図縮尺に対応しています。

主な用途

  • 中縮尺~大縮尺の地図・地形図作成
  • 等高線作成および地物抽出
  • 地籍解析および管理
  • ベースマップの整備
  • 電子地図の背景利用

防災

近年多発する自然災害により、インフラ・公共事業における防災意識は高まっており、従来の2Dでの防災情報管理から、3Dによる情報の可視化が求められています。AW3Dでは高位置精度な地形・人口構造物データを提供することにより、地すべり・洪水氾濫・人口構造物倒壊等の高精度な被災シミュレーションを行うことが可能です。
大規模災害発生時にはMaxar社の緊急撮影プログラムで複数衛星による即時撮影を行うことも可能で、災害前後の2D/3D情報を比較することで、危険を伴うことなく一度に広範囲な被災状況を把握でき、速やかに復旧計画を検討できます。
AW3Dは衛星画像から作成されるため飛行制限等の制約がなく、広域な土砂災害リスク解析・津波氾濫解析のための活断層分布把握が可能で、国内外問わず多数の地震防災対策の多数の実績があります。

主な用途

  • 被災シミュレーション(地すべり・洪水氾濫・人口構造物倒壊 等)
  • 防災計画策定・ハザードマップ作成・災害時避難経路作成
  • 災害前後の被災箇所検知(画像および標高データの差分抽出)
  • 土砂崩壊面抽出・土砂移動量の算出
  • 管理対象物および周辺地物の3D情報管理(防災関連GISデータの高度化)

建設・土木

昨今のi-Constructionの推進により設計・施工計画工程における3次元測量データの活用が重要視され、国内外を問わず高精度3D地図の利用が急速に拡大しています。AW3Dでは衛星画像の特性を活かし、飛行制限の影響を受けることなく航空測量により近づいたレベル(位置精度1:2500相当)で広域な現地状況を把握することができ、道路/鉄道、土地造成、都市開発、緑地管理等幅広い業務で利用可能です。AW3Dの各種データセットはGIS/CAD等の設計解析ソフトのフォーマットに対応しており、業務効率化・短工期化を支援します。

主な用途

  • 現地地理的特性把握(等高線による地形情報確認、土地傾斜把握、建物戸数確認、緑地/土地利用確認)
  • 都市容積算出・容積からの人口検出と推定
  • 経年変化状況把握(特定地物の変化検知)
  • インフラ建設・土地開発概略設計(建設対象地/対象ルート選定、土量算出、3D可視化)
  • 設計シミュレーション(風等の流体シミュレーション、日照シミュレーション、見通し解析シミュレーション)
  • 計画・設計における合意形成(3D可視化)

資源

水、石油、天然ガス、石炭、希少金属等の地球上の限りある天然資源を安定的に供給し続けるためには、効率的にそれらを探査、採掘、管理することが重要です。
現地調査を行うには莫大な費用がかかり、且つ人間が立ち入ることができない危険エリアも多数存在します。そのような中で日々変化し続ける地球と対峙し、全貌を正確に把握できる情報が必要です。
AW3Dの高精度な地形情報と衛星から取得できる波長情報を組み合わせることにより、過去~現在の調査サイトの状況を低コストで詳細に把握でき、効率的に資源を管理・運用できます。

主な用途

  • 鉱物資源探査
  • 調査サイトの効率的な選定
  • 鉱山サイト管理
  • パイプラインの計画およびメンテナンス
  • 地熱エネルギー探査
  • 流域解析/地下水探査/井戸掘削箇所の選定

電力

建設・保全・防災等の業務検討を効率的に行うため、所轄管区内の設備情報を正確に把握し、常に最新の情報に更新し続けることが求められています。AW3Dの高精度3次元測量データを活用することで、鉄塔やダム建設のための適地・ルートの選定、土量計算が可能です。また、河川の傾斜情報を解析することも可能で、これにより水力発電量を高精度で推定できます。
AW3Dでは従来人手が必要な保全業務においても、宇宙から管区内の現況データを広域にモニタリングできるため、業務効率化・低コスト化が実現できます。また、保全業務で利用されるヘリ・ドローン運行のための障害物データとしても利用可能です。
大規模災害が発生した際には、管区内の災害前後の被害状況を早急に把握することができ、広域な復旧計画の立案に最適です。

主な用途

  • 所轄管区内の状況把握(2D,3Dの変化状況確認、等高線による地形情報確認、土地傾斜把握)
  • 建設(設計・施工計画)における建設適地・ルート選定、土量計算、河川傾斜による発電量計算 等
  • 保全・維持管理における定期的な変化情報抽出、保全対象物の抽出、ヘリ・ドローン運行支援向け障害物把握
  • 防災における管区内の防災計画策定、ハザードマップ作成
  • 広報・住民向け説明のための3次元可視化、景観・展望シミュレーション

交通

道路交通の安全性・輸送効率・快適性の向上等を目的に、世界的に自動運転の実用化・普及に向けた動きが活発化しています。
自動運転を実現する上で欠かせないのが道路を精細に表現した高精度3次元地図です。一方、全世界における3次元地図の整備率は1%未満という現状であり、早急な整備が必要とされています。
AW3Dでは、これまで培った画像処理技術とAI技術を活用して衛星画像から路面情報・車線情報・3次元構造物等の情報を抽出し、自動運転用地図を自動生成する取組みを進めています。世界中の最新・均質な道路情報を、短納期・低コストで提供することで、自動運転の実用化と普及を支援します。

主な用途

  • 自動運転用地図の自動生成
  • 自動運転用地図の最新化
  • 道路上の路面表示・車線情報の確認
  • 道路上座標や高さの計測
  • ダイナミックマップの静的コンテンツレイヤ

安全保障

国内外における各種事態を予察、監視し、また事態発生後に迅速な対応を行うためには、常日頃より様々な情報を収集、分析、評価することが重要です。一連の情報は地図を基盤とした地理空間データとして統合的に管理・運用され、各級指揮官の意思決定を支援します。AW3Dが提供する様々な2D及び3Dデータはその基盤地図として、また各種事態に対応する際に必要となる地図・地理空間データとして利用することができます。

主な用途

  • 地図作成、地形図作成
  • 情勢把握
  • 前方、後方支援
  • 飛行管制
  • 拡散シミュレーション
  • 画像解析