CLOSE

Library

資料集

トップ資料集 【3D NEWS vol.18】毎日観測!小型衛星の最新動向
  • 記事

【3D NEWS vol.18】毎日観測!小型衛星の最新動向

衛星データの市場は年々成長しており、安全保障や自治体業務での利用にとどまらず、
災害レジリエント、金融・保険業務の高度化、海洋状況把握、森林・農地の管理など、 新たな分野においてもニーズが高まっています。

活用が広がる背景には、低コスト・短期間で開発した小型衛星が次々と打ち上げられ、 高頻度な観測が可能となったことが挙げられます。
メールニュース第18号では、小型衛星の最新動向をテーマにお届けします。

****************************************************************************************************
2022年は打ち上げラッシュ!観測頻度が向上
2022年は新たな衛星の打ち上げが複数予定されています。
今回は、地球観測用の光学衛星の中で最大の運用機数と撮影頻度を誇るPlanet Labsと
自社SAR衛星を世界で最も多く打ち上げているICEYEについて、ご紹介いたします。

1)全世界を毎日観測 Planet Labs
Planet Labsは、180機以上の小型衛星群PlanetScopeで全世界を毎日観測しています。
僅か5kgの小型衛星でありながら、3m解像度で地上の様々な変化を捉えることができるのが特徴です。
2022年に次世代衛星Pelicanを打ち上げ、2023年から画像を提供することを予定。
現在、50cm解像度衛星Skysatを21機運用していますが、これよりも更に高い解像度、観測頻度となることが明らかになっています。
以下のページでは、トンガ諸島における火山噴火、ダムの監視、軽石の観測、農地の変化など、Planet衛星画像集を公開しています。
ぜひご覧ください。

>>資料集はこちらから!

2)同一地点を1日に複数回観測 ICEYE
ICEYEは、自社SAR衛星を世界最多の16機打ち上げており、1日あたり平均5回同一地点を観測することができます。
SAR衛星は、地上の対象物に電波を照射してその跳ね返りを捉えるため、 光学衛星では困難な夜間や悪天候時でも観測できるのが特徴です。
2022年には新たに9機の打ち上げを予定しており、同社が目指す「時間単位」の撮影に近付くことになります。

>>詳細はこちらから!

日本国内でも、アクセルスペースやSynspective、QPS研究所などが、新たな衛星の打ち上げを予定しており、
小型衛星がますます注目される1年となりそうです。


更新日:2022年3月11日

すべての資料を見る