地上の建物や鉄塔、さらに車一台一台まで判別可能な、最高30cm解像度の衛星画像
衛星画像は、お客さまの要望に応じて撮影される新規撮影画像に加え、2000年以降に撮影された100ペタバイト(※1)にも及ぶ膨大なアーカイブ画像が提供対象となります。さらに、AW3D製品と組み合わせることで、各種設計・シミュレーションや災害状況把握・定期観測・変化状況抽出等、さまざまな場面で活用できる総合的な地理空間情報サービスを展開します。
(※1)情報量を表す単位のひとつ。1ペタバイト=100万ギガバイト
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衛星から取得した膨大なデータを様々な提供形態で
Maxar社が運用する高解像度地球観測衛星7機(※2)が撮影した、地球レベル・国家レベルの広域な衛星画像の提供が可能です。運用中の衛星4機の衛星画像の撮影能力は、1日に250万㎢、1カ月の撮影で地球陸域の約60%に及びます。そのため、国家レベルの広域のベースマップの整備はもとより、災害時等の緊急撮影においても活用が期待できます。また、4機の衛星画像の位置精度は、基準点等での補正をすることなく5.0m CE90(※3)を実現します。なお、補正をすることでさらに位置精度の向上を行うことができます。
画像データの提供形態は、データそのものの提供に加えて、ブラウザーを通じた配信サービスの利用が可能となります。災害などが発生した場合にも、パソコンやモバイル端末から最新の状況を確認することができます。
(※2)IKONOS以降の全ての衛星7機および、運用中の衛星4機
(※3)半径5mの範囲に90%以上が収まる位置精度 -
AW3D製品との高い親和性
Maxar衛星画像とAW3Dを組み合わせることで、衛星画像の提供にとどまらない総合的な地理空間情報サービスとして活用できます。
(活用例)
1.建設土木分野
予察・計画フェーズに衛星画像から現地の地理的特性を把握、設計・シミュレーションフェーズにAW3Dの3Dデータをインフラ建設・土地開発の概略設計に利用。
2.防災分野
災害発災時に被災エリアの衛星画像を即日提供、災害後にAW3Dによる被災エリア・被災建物の特定と被災量の計測を実施。復旧期以降にAW3Dによる高鮮度地図を作成。
3.国土管理・インフラ管理
衛星画像による特定エリアの定期モニタリングと、AW3Dによる変化状況抽出。
衛星画像提供サービスの主な利用分野
分野
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主な用途
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国土管理
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土地の現状把握・利用計画策定
森林モニタリング調査、農地管理や作付面積の把握
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防災
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災害前後の被災箇所検知・ハザードマップ作成
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地図
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国内外における中縮尺~大縮尺の地図作成、建物等地物抽出
GIS・電子地図の背景としての利用
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インフラ管理
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インフラ設備(道路、電力、河川、空港、鉄道等)の定期的なモニタリング
管区内の防災計画策定
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建設土木
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建設に向けた現地の地理的特性把握
建設対象地/対象ルート選定
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資源
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鉱物資源探査の効率的な実施、地熱エネルギー探査
パイプラインの計画およびメンテナンス
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その他
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コンピューターグラフィックス等の映像制作、ポスター制作
教育における地理、防災等の教材製作
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サンプル画像(【新国立競技場】2018年5月20日撮影)

サンプル画像(【新国立競技場】2019年3月18日撮影)

画像検索方法
ご注文方法
製品詳細
製品タイプ | 衛星画像 |
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解像度 | 30cm~ |
衛星 | 米国Maxar社 のWorldView-3等 |
整備エリア | 任意エリア |
位置精度(水平) | 5m CE90 |
最小販売面積 | 25平方 km ~ ※製品により異なります |
納品フォーマット | GeoTIFF ※その他主要ファイルフォーマットもご要望に応じて提供可能です。詳細についてはご相談ください。 |
納品方法 | オンライン 、DVD媒体またはHDD |
価格 | 1平方キロメートル(km2)あたり、2,000円~ ※製品により異なります |
オプションサービス | ・新規撮影オプション |