ICEYE衛星画像 | AW3D 世界最高精度のデジタル3D地図サービス

1m以下の解像度を持つ世界初の小型SAR衛星コンステレーション

ICEYE社は、Xバンドの合成開口レーダ (Synthetic Aperture Radar: SAR)を搭載した小型衛星コンステレーションを構築・運用しており、最高で1m以下の解像度を持つ衛星画像の提供が可能です。
2018年以降、100kg以下の小型衛星を複数軌道に投入しており、これらを活用することで、地球のあらゆる場所で解像度の高い画像を高頻度で撮影することができます。同社のキャッチフレーズは「Every Square Meter, Every Hour (1平方キロメートル単位を1時間毎に)」で、将来的には「時間単位」の頻度での撮影を目指しています。

雲仙普賢岳砂防ダム Spotlight High (c) 2020 ICEYE Oy

ICEYEを活用した3D地図 (雲仙普賢岳平成新山) powered by ICEYE

夜間や雲がある状況でも撮影可能に

レーダー(SAR)衛星では、地上の対象物に電波を照射し、その跳ね返りを捉えることで状況を観測するため、これまで光学衛星では困難だった夜間や雲がある状況でも撮影可能です。ICEYE社の衛星が搭載するXバンド SARイメージングセンサにより、Spotlightモードで「0.25m×0.5m」の解像度での撮影が可能です。
これらの衛星画像を活用することで、インフラ設備管理、山岳域における自然災害監視や土地利用の把握、災害発生時の状況把握等、様々な分野での活用が期待されています。
小型化された複数衛星により高頻度の観測を実現

多くの電力を必要とし小型化が難しいと言われてきたレーダー(SAR)衛星について、ICEYEは小型化のための技術開発にいち早く取り組み、1機あたりの製造・打上げコストを抑えることに成功しています。
2018年の初号機の打上げから始まり、今後数年間、毎年新たな衛星の打ち上げが予定されており、その撮影能力を拡大し続けています。
複数の衛星によるコンステレーションを形成することで、他に類を見ない高頻度の観測を実現しています。

＜製品詳細＞

　目的に応じて使い分けが可能な次の３つの製品（撮影モード）をご用意しています

　それぞれのモードにおいて、「アーカイブ(既存画像)」「新規撮影」の選択が可能です。

　※アーカイブのエリアについてはお問合せください。

１．Spotlight

　Spotlightモードにおいてレーダー出力の回数等を調整することで、よりノイズが少なくクリアな画像を撮影するモードです

　※2021年3月まではSPOTLIGHT HIGHモードとして販売

シーンサイズ	5km × 5km
解像度 (レンジ方向)	0.5m
解像度 (アジマス方向)	0.25m
撮影角度	20 - 35度

＜Spotlightモードのイメージ＞

２．Stripmap

　Stripmapモードにおいてレーダー出力の回数等を調整することで、よりノイズが少なくクリアな画像を撮影するモードです

　※2021年3月まではSTRIPMAP HIGHモードとして販売

シーンサイズ	30km × 50km
解像度 (レンジ方向)	0.5m－2.5m
解像度 (アジマス方向)	3.0m
撮影角度	15 - 30度

＜Stripmapモードのイメージ＞

3．ScanSAR

　より広い範囲を撮影するモードです。
　※2021年6月から販売開始

シーンサイズ	100km × 100km
解像度 (レンジ方向)	15m
解像度 (アジマス方向)	15m
撮影角度	21 - 29度

＜Scan撮影モードのイメージ＞

＜プロダクトガイド＞

　ICEYE社のページをご覧ください

　・SAR PRODUCT GUIDE

　・LEVEL1 PRODUCT FORMAT SPECIFICATION

製品詳細

製品タイプ	衛星画像（SAR）
解像度	最高0.25m
衛星	ICEYE衛星
整備エリア	新規撮影およびアーカイブのご注文が可能です。アーカイブのエリアについてはお問合せください。
最小販売面積	シーン単位での販売になります
納品フォーマット	SLC, GRD
納品方法	オンライン、DVDまたはHDD
価格	価格はこちらからお問い合わせください

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