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AW3Dは、全世界の地形・モノ・コトをデジタルで再現したデジタル3D地図です。
20年以上蓄積してきた衛星画像処理技術を活用し、林業の課題を解決します。

スマート林業

衛星から森の変化を把握し、
森を守る

常に変化し続ける森林の状態を定期的に把握するためには、これまで膨大な費用と時間がかかっていました。過去20年以上、世界中の広域衛星画像・地形データアーカイブを持つデジタル3D地図「AW3D」なら、森林地域の昔も今も迅速に安価でご確認いただけます。

こんな事にお困りですか?

森林の状況を把握したいが、
一度の情報取得で全領域を網羅できず、場所によって精度の差が生まれてしまう

森林の状況を把握したいが、
対象面積が広大すぎて現地調査や航空写真だと「莫大な時間」と「多額の費用」がかかる

AW3Dで解決

衛星データで森林状況把握を
早く・安く・効率的に

深緑期の撮影
深緑期の撮影

森林の状態がわかる時期の撮影を重視し、新緑期(5月~10月)等森林状態がよくわかる時期の衛星写真を数多く取り揃えているため、様々な森林関連業務にお使いいただけます。

緑地画像の更新性
緑地画像の更新性

森林エリアの画像撮影を積極的に行っています。日本全国の森林エリアについて撮影されたデータのうち、9割以上のデータが2020年4月以降撮影、約5割のデータが2022年4月以降撮影のデータです。

AI技術活用
AI技術活用

AI技術を活用することで、目視だと莫大な時間や費用がかかる樹木の種類ごとの割合算出、時系列の前後の変化抽出等を現実的なコストで実現可能です。

森林表面の形状を明瞭に表現
森林表面の形状を
明瞭に表現

衛星画像を用いたマルチビューステレオ処理により樹木の頂点部分等の立体形状を明確にとらえることができます。この情報により正確な樹木量算出、樹種分類が可能です。

安価
安価

広域を対象とする写真を撮影する際、航空機による撮影には多額のコストがかかりますが、衛星の活用により、安価に対応することができます。

AW3Dの特徴

膨大な
衛星画像の活用

世界最高解像度の衛星を運用するMaxar社には、20年以上にわたる豊富なアーカイブがあります。毎日380万km2以上の画像が新たに蓄積されており、過去から最新の画像に至るまで、膨大なデータを利用することができます。このため、お客様ご指定時期のデータ提供や、2時期の比較を行うことが可能です。

多種多様な
衛星データの活用

AW3D標準版地形データの元となるJAXAの衛星、更に高解像度なMaxar社衛星のほか、全世界を毎日撮影するPlanet Labs社衛星等多様な衛星データを取り扱っています。これらの光学衛星では撮影できない夜間や悪天候時においては、SAR衛星も活用するなど、お客様のご要望に応じて、多種多様な衛星データを活用しています。

高精度を実現する
独自の技術

死角がなく、座標・傾斜・高さ、全てにおいて1/2,500相当の位置精度を持つことがAW3Dの強みです。複数の衛星で撮影した大量の画像を使用する「マルチビューステレオ処理」を採用。独自の画像処理技術により、精度の高さを実現しています。

スマート林業業務での活用イメージ

森林GISの背景画像「森林情報の最新化」

林地台帳の整備に用いることができる森林GISの背景画像をご提供可能です。山間部分においても、過去3年で9割以上の画像が更新されている衛星画像を使うことで、特別に新規撮影しなくても既存の画像を使って林地台帳の整備をすることが可能です。またAW3Dは世界最高解像度を誇るMaxar社の衛星に対して直接撮影を依頼できる[直接撮影オーダープログラム]の使用が可能なため、不足している部分があったとしても追加撮影が可能です。

森林情報の整備 「広大な森林エリアを毎年撮影」

AW3D独自の衛星撮影コントロール権利をもとに、撮影機会が少ない日本の森林地帯約25万km2において、最新の​森林情報を整備します。これらの画像を活用し、さらに異なる時系列のデータを用いることで、無届伐採地の発見や、地滑り発生地点の発見等、差分検知を行うことができます。

樹木抽出 「衛星x独自AI技術」

商用利用で最高解像度の30㎝衛星画像を用いた3次元データと、AW3D独自の画像処理技術を用いて、樹木位置、高さ、種類、樹冠幅等の情報を取得することができます。これらの情報を用いることで、森林樹木量の把握森林のCo2吸収量算出等が可能です。

衛星データで林業イノベーションを実現

現段階では衛星画像を用いて林相や樹高等の推定を行い、その情報を元に森林資源量把握を行っています。現在JAXAと共同で研究している、衛星からLiDAR(※)を用いて地盤面や森林の高さ構造を高精度に測定する技術を活用することで、現在よりもさらに精密な森林資源量把握が可能になります。

※LiDARとは、自身が発射したレーザが対象で反射した光を受信し、送受の時間差を計測することで対象までの距離を測る装置で、これまでに地上・車載・航空機搭載等で多くの観測例があります。

もっと詳しく知りたい方へ

よくあるご質問

Q: 作業期間はどれくらいかかりますか。

A: 標準納期は以下のとおりです。ご注文面積等に応じて案件ごとに異なります。
・AW3D 標準版地形データ レベル1 1週間~
・AW3D 標準版地形データ レベル2 2週間~
・AW3D 標準版地形データ レベル3 3週間~
・AW3D 高精細版地形データ 3週間~
・AW3D オルソ画像 2週間~

Q: 等高線の作成もお願いできますか?

A: AW3D標準版地形データ又は高精細版地形データとセットでご購入いただけます。

Q: AW3Dの位置精度を知りたい

A: 人工衛星に搭載された高精度な位置姿勢計測データと厳密に構成されたセンサモデルにより、地上基準点(GCP)がなくても、高精度な精度を実現しています。

《GCPなしの場合》
・AW3D 標準版地形データ:5mRMSE, 7mCE90
・AW3D 高精細版地形データ:2m RMSE, 3m CE90
・AW3D オルソ画像(30-60cm):3m RMSE, 5m CE90(1:5,000~1:10,000相当)

詳しくは各製品詳細ページをご参照ください。

動画で見るAW3D

もっと詳しく知りたい方へ